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言葉の力

世界各国の名言ブログ。作品・名言集。 太宰治 宮沢賢治 夏目漱石 ロバート・フロスト ミケランジェロ ナポレオン・ヒル ベンジャミン・フランクリン ロダン ほか 「森を歩いていると 2つの分かれ道に出会った。 私は足跡の少ない方の道を選んだ。 それが今の私を形成している。」 ロバート・フロスト

太宰治名言2

言葉

太宰治


人間なんて、そんなにたくさん、
あれもこれも、できるもんじゃないのだ。
しのんで、しのんで、
つつましくやってさえゆけば、
渡る世間に鬼はない。
それは信じなければいけないよ


過ぎ去ったことは、忘れろ。
さういっても、無理かもしれぬが、
しかし人間は、何か一つ
触れてはならぬ深い傷を背負って、
それでも、堪えてそしらぬふりをして
生きているのではないのか。
おれは、さう思う


まじめに努力して行くだけだ。
これからは、単純に、
正直に行動しよう。
知らない事は、知らないと言おう。
出来ないことは、
出来ないと正直に言おう。
思わせ振りを捨てたならば、
人生は、意外にもへいたんなことらしい

『正義と微笑』


私はなんにも知りません。
しかし、伸びて行く方向に
陽が当たるようです

『パンドラの函』


真の正義とは、
親分も無し、子分も無し、
そうして自分も弱くて、
何処かに収容されてしまう姿において
認められる


不平を言うな。
だまって信じて、ついて行け。
オアシスありと人の言う




生まれて来てよかったと、
ああ、いのちを、人間を、世の中を、
よろこんでみとうございます

『生と死と』


神は在る。きっと在る。
人間到るところ青山。
見るべし、無抵抗主義の成果を。
私は自分を幸福な男だと思った。
悲しみは金を出して買え、
という言葉が在る。
青空は牢屋の窓から見た時に
最も美しい、とか。
感謝である。
この薔薇の生きている限り、
私は心の王者だと、一瞬思った

『善蔵を思う』


人生の出発は、つねにあいまい。
まず試みよ。
破局の次にも、春は来る。
桜の園を取りかへす術なきや




それだから、走るのだ。
信じられているから走るのだ。
間に合う、間に合わぬは
問題でないのだ

『走れメロス』




最後の死力を尽して、
メロスは走った。
メロスの頭は、からっぽだ。
何一つ考えていない。
ただ、わけのわからぬ
大きな力にひきずられて走った

『走れメロス』


信実とは、決して空虚な妄想ではなかった

『走れメロス』




間に合う、間に合わぬは問題ではないのだ。
人の命も問題でないのだ。
私は、なんだか、もっと恐ろしく
大きいものの為に走っているのだ

『走れメロス』


おまえの兄の、一ばんきらいなものは、
人を疑う事と、それから、嘘をつく事だ。
おまえも、それは知っているね

『走れメロス』


なぜ生きていなければいけないのか、
その問に悩んでいるうちは、私たち、
朝の光を見ることができませぬ。
そうして、私たちを苦しめているのは、
ただ、この問ひとつに尽きているようでございます




これからどんどん生長しても、
少年たちよ、容貌には必ず無関心に、
煙草を吸わず、お酒もおまつり以外には飲まず、
そうして、内気でちょっとおしゃれな娘さんに
気永に惚れなさい

『美男子と煙草』



鎖につながれたら、鎖のまま歩く。
十字架に張りつけられたら、十字架のまま歩く。
牢屋に入れられたら、牢屋を破らず、牢屋のまま歩く

『一日の労苦』

ああ、古典的完成、古典的秩序、
私は君に、死ぬるばかりのくるしい
恋着の思いをこめて敬礼する。
そうして、言う。さようなら

『一日の労苦』

人間失格 (新潮文庫 (た-2-5))

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ヴィヨンの妻 (新潮文庫)

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太宰治とは編集